普通免許から大型免許取得への道⑧【修了検定】

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マツタビです!

 

普通自動車免許から大型免許取得へ向け奮闘中!

 

 

今回はいよいよ第1段階も最後!

 

【修了検定】

 

▼主な関門

・路肩停車・発進

・S字カーブ

・坂道発進

・隘路(あいろ)

 

入校から1ヶ月

ようやく

あ、ようやく

ここまできた!

 

 

修了検定をパスすれば

はれて第2段階!

 

 

お腹が痛いほど緊張する・・

今まで通りリラックスじゃ!

 

修了検定当日

修了検定の朝

早朝!

本日は晴天なり

 

『今日は暑くなりそうだ』

 

空気がぬるい6月の朝

 

私は5時に起床

 

修了検定は8時半からの受付(たしかそのくらい💦)

 

ゆっくり支度をして

心を落ち着かせる

 

昨晩は緊張でまともに眠れなかった

 

自分は本番に弱いタイプだと改めて感じる

 

支度が終わり家を出る

 

時刻は6時

 

車で走ること30分

教習所近くのコンビニに到着

 

土曜日朝のコンビニは空いていて

閑散としている

 

私はおにぎり1個と缶コーヒーを買い車内で朝ご飯

 

まだ1時間近くある

 

『早く着いてしまったなぁ・・』

 

おにぎりと缶コーヒーを胃袋に流し込み

 

トラックのYouTube動画を見て時間を潰す

 

落ち着かせようとするも心はソワソワ

 

テストと名のつくイベントはいつもこう

 

腹が痛くならないことを祈りつつ

 

今まで講習で学んだメモを読み返す

 

注意ポイントを確認する



びっちりと書かれてないメモだが

 

教官に言われたアドバイスをまとめ記したメモ

 

何度も読んだ文字を読み復習する

 

そして

 

心地よい時間が流れる

 

・・・・・・・・

・・・・・

・・・

・・

・。

寝落ちする

 

ぬわーんとした意識から

 

はっと目覚め

時計を見る

 

『やってしまった!?』

 

腹も膨らみ読み尽くしたメモを眺めるうち寝落ちした

 

『最悪だ・・いや最低な自分』

 

私は慌てて教習所へ向かう!

 

修了検定

修了検定の受付

時刻は8時20分

 

教習所へ到着

 

一瞬焦ったが教習所までほんの数分

 

間に合った

 

何事もなかったような顔で

 

ささっと受付を済ませる

 

そして時間まで待機

 

緊張で落ち着かない時間が流れる・・

 

 

教官「マツタビさーん」

 

呼ばれた

 

私「よろしくお願いしますっ!」

 

教官から修了検定の説明をうける

 

本日の検定ルートはAコースだと

(A・Bの2コースどちらかが当日発表されます)

 

「んっ?」

 

・・・つまり

 

私が苦手な左隘路

確定・・💦

 



こればかりは仕方ない

 

私は教官と共にトラックへ向かう

 

検定の時はトラックがしっかり

スタートポジションに着いている

 

今までと違う場所からのスタート

 

雰囲気も違う

 

緊張がより高まる

 

いよいよ始まる!

 

修了検定スタート

 


検定では教官が2名搭乗する

 

1対1だと何かとトラブルも多いらしい

 

さて

 

まずトラックに乗るところから

 

検定スタート!!

 

私は自信に満ちた顔をして

 

堂々と確認作業を行う

 

これは自信のなさをカバーした所作で

 

せめて良く見せようと背伸びしてる姿

 

心臓はバクバク

 

 

【発進までの段取り】

前方後方確認!トラックへ乗り込む

ルームミラー調整

シートベルト

座席調整

ハンドル高さ調整

エンジン始動

後方確認

合図

左右後方確認

発進

 

 

私はいつも以上に大袈裟な動きをして

教官にアピール!

 

 

授業参観、親に良く見せたい

心を大きく見せたい

だからとりあえず手を挙げ

先生にアピール

そんな子供のように

 

 

自信を持って!

とか

全力で!

とか

そんな余裕もなく

 

今、頭で考えてることは

 

『早くおわれ・・』

 

路肩停止・発進

 

まずは路肩停止・発進

 

幾度と行ったこの項目

 

ポールに触れたら一撃アウト!

 

触れただけでアウトなんて・・

 

大きな車に乗るには大きな責任が伴う

 

 

ハンドルを握る手が汗ばむ

 



なんとか30センチ以内に駐車

 

そして前方のポールを避けつつ発進

 

・・・・・

 

うまく通過!

 

ひとまず第1関門突破です

 

 

ふぅ〜

 

踏切

踏切に差し掛かり安全確認

 

踏切は目で見る

耳で聞くが鉄則

 

私は左右確認をオーバーに演技する

 

私はウィィっと窓を開け耳を澄ませる

 

心地よい風が車内に流れる

 

そして開けた窓は最後まで閉めなかった・・

 

閉める余裕すらない

 

坂道発進

 

続いて坂道発進

 

落ち着いてここも突破!

 

S字カーブ



すぐにS字カーブに入る

 

サイドミラーをポールに進め

 

ゆっくり進む

 

憎たらしいポールに電流イライラ棒を思い出す

 

なんとかここもクリア!

 

最後は一番の関門

 

 

・・そう

【隘路(あいろ)】

 

これまでの人生で見たことない漢字に悩まされた日々

 

自信はない

 

何度も失敗した

 

しかも苦手な左隘路ときた

 

『いけるか・・・?』

 

横に座る教官と

後ろでちょこんと体育座りする教官

 

もうかぼちゃです

 

隘路ゾーンに侵入していく

 

ハンドルを大きく切って

 

巨大な塊を曲げる

 

『あっ』

 

切るタイミングを間違えた!!

 

そもそもハンドル切る

 

なぜ切ると書くのだろう?

 

いやいや

余計なことは考えるな

 

今は隘路に集中しろ私!

 

 

 

サイドミラーを確認

 

収まってる!?

 

ウィンと窓を開け教官が確認

 

教官「収まってないね」

 

『落ち着け私!!(心の声)』

 

切り返しに入る

 

切り返しの所作

 

ゆっくりバック

 

ハンドルを切っていく

 

隘路する場所が軽く斜めになっており

 

うまくバックができない

 

うぅぅーんうぅぅーん

 

エンストする!?

 

ガタガタ大きく揺れるトラック

 

隣の教官も黙って大きく揺れる

 

この空気

耐えられない・・・

 

こちらの教習所はあと数ヶ月後にリニューアルされる

道は綺麗になり

広く快適な校内で

快適な教習を受けられるのだろう

 

しかしまだリニューアル前

 

このボコボコの路面

 

私は呪いたい

 

修了検定の終わり

検定終了

 

あのあと無事に1回の切り返しで枠に収まり

 

なんとか隘路をクリア

 

そして検定終了

 

冷たい汗を沢山かいた

 

個人的には満点をあげたい

 

 

控え室に戻り

ふぅと、一仕事終えた達成感

 

トラックの受講生が全員終わるまで

 

結果はっぴょう〜を待つことに

 

結果

結果は

無事通過!

 

仮免許の申請をして

 

第2段階へ進める

 

いよいよ路上教習が始まる!

 

ヒヤヒヤしたが通過できてよかった

 

上から目線のアドバイスではないが

 

落ち着いてやる

 

変なやる気と自信は必要ない

 

大切なのは感情を無くし

ロボットのようにこなす

 

私のような緊張しいはこれにつきました

 

唯一持った自信は

 

普通自動車免許から大型免許取得はできる

 

という自信だけ持てました!

 

 

 

 

空気が暑い6月の昼

 

修了検定後も晴れた空を見て帰路に着く

 

本日は晴天なり!

 

 

朝食べたおにぎり

消化されすっかり腹が減っていた