まっつん旅。

➖少しの時間の小さな旅➖

普通自動車から大型免許取得への道(おまけ)【最大の難関は深視力】

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マツタビです!

 

普通自動車免許しかない私がいきなり大型免許取得へ向け奮闘中!

 

普通免許からいきなり大型免許とる方の参考になれば幸いです

 

 

卒検をパスして嫌いな教習所を脱出できた

 

あとは免許センターで新しい免許証をもらうだけ

 

と、思いきや。。

 

とても苦戦したのが

【深視力】

だった

 

まさか最大の難関のなるとは思わなかった・・

 

 

免許センターへ

 

とある平日、私は免許センターへ向かっていた

 

手続きさえ終われば晴れて大型免許取得!

 

待合室には多くの人で混み合っていた

 

受付でめんどくさい書類をもろもろ書いて

 

適正検査に進む

 

大型免許は視力検査に深視力が含まれる

 

この深視力が非常にやっかい

 

普通の視力検査と違い深視力検査はコツがある

 

深視力検査とは?

 

深視力イメージ


深視力とは両目でみたときの物の見え方、遠近感や立体感を判断する目の力を言う

 

深視力検査は3桿法(さんかんほう)と呼ばれる測定方法で行われる

 

目の前に3番の棒があり

 

真ん中の棒が前後に動く

 

そして棒が3本直線に並んだタイミングでボタンを押す

 

棒は正面に真っ直ぐみる

 

その誤差は前後2㎝以内とする

 

それを回連続で決めないといけない

 

ざっくりした説明だが

 

これを難しく感じる人が非常に多いらしい

 

もちろん私もその1人で

 

教習所で行った時は10回やってようやく成功した

 

成功とは誤差2㎝以内に棒を止めること

 

もちろん深視力をパスしないと免許はもらえない

 

これはやばいと思いネットで『深視力 コツ』で色々調べると

 

いくつかコツがあったので紹介してみます

 

深視力のコツ3選

アプリで深視力

アプリで深視力

私は対策手段があるのか色々調べる中

 

まずは深視力のアプリを使ってみた

 

無料で何回もチャレンジできる

 

気軽にできて感覚を養う事ができると期待したが

 

私はあまり役に立たなかった

 

実際にやるのとスマホ画面でやるでは大きな誤差が生じる

 

私は気休め程度に使っていました

 

棒の見方

どこの棒に集中するか

次にどこの棒をみるかでやり易さはだいぶ変わるコツ

 

私は1番左の棒に集中して行った

 

左右の棒を見るより片方に集中するほうが距離感が掴みやすい?らしい

 

難しいのが実際の効果はあまり感じなかった

 

結局真ん中の棒に集中して

 

左右の棒とピントがあったタイミングでボタンを押していた

 

それがやり易いと感じた

 

機械の音で判断する

音で聞き分ける

機械が動く時モーターの音がウィぃぃんとする

 

棒の距離を音で測るコツ

 

これで百発百中あてられる強者もいるが

 

私は思う

 

それ意味なくね?

 

もちろん免許欲しいし

せっかくここまで来たのに!

と、思う気持ちはある

 

音で判断してる時点で視力検査ではないし

 

そもそも

 

大型トラックにこれから乗る人が深視力を小手先のテクニックでパスするって

 

めちゃめちゃ怖くないですか?

 

運転する方も怖いのでは?と感じてしまう

 

いろんな手段はあるようだが

 

やはり正攻法で挑むに限る

 

もしダメならメガネを作ってもう一度チャレンジするまで!

 

深視力検査開始

 

視力検査が終わりいよいよ深視力検査が始まる

 

私は緊張しながら3本の棒を覗き込む

 

A検査官 「あーい!いきますよー」

 

真ん中の棒がウィぃぃぃと動き出す

 

ボタンを押す

 

A検査官が曇った表情になる

 

A検査官 「5㎝オーバーです、もう一度やりますね」

 

なんと誤差2㎝のところ5㎝もオーバーしてると・・

 

変な汗が出始める

 

真ん中の棒が動き出す

 

おちつけ〜おちつけ〜

 

気持ちを落ち着かせ

 

ボタンを押す

 

A検査官がおやおやな顔をする

 

A検査官「6センチオーバーです」

 

!!!!?

 

手が震え出す

 

その後、1度は成功するも3回連続はできなかった

 

そして

 

私は別室へ通された

 

再検査

 

私は他の人が出ていく入り口とは別の扉に通された

 

まるでカイジのエスポワール号

 

ジャンケンに負けた敗者の気持ちが今ならわかるかも

 

別室には私以外に2名いた

 

何より驚いたのは

 

先ほどまで機械だった深視力装置が

 

手作り感満載の深視力装置だった

 

これは木製か・・?

 

写真を撮りたかったがもちろんそんな余裕もなく

 

いやどうでも良く

 

私は椅子に腰掛け待機する

 

◯◯さーんと私より前にいた人が呼ばれる

 

アナログ深視力装置の前に座らされ

 

私はその様子を伺う

 

巨大木製の装置の端にちょこんと人を座らせる

 

側から見るとそれは何か拷問装置のように見えたりも

 

3本の棒の真ん中がミィぃぃぃっと動き出す

 

小さいモーター音がする

 

何度か失敗をする

 

検査官B「一旦リラックスしましょう」

 

その人から明らかに焦りの表情が伝わる

 

その人はその後も何度か失敗して

 

一旦その人の順番を最後に回して

 

私の番に

 

ここでダメでももう1度チャンスはあるのか?

 

と、少し安堵する

 

私は巨大な木製手作り感万歳の深視力装置の前に座る

 

確かにこれは緊張する

 

先ほどの人の気持ちがわかる

 

棒はみぃぃぃぃと動き出す

 

私はここだ!とスイッチを押す

 

検査官B「6㎝オーバーだね、はい一度深呼吸しましょうー!」

 

優しく声をかけてくれるが焦る気持ちは抑えられない

 

おそらくこの別室にきた人はみな焦り、まともな状態で検査できない事をしってか

 

検査官Bはとても柔らかく落ち着くように促してくれる

 

今まで深視力に震えた人を幾度と見てきたのだろう…

 

私はゆっくりと深呼吸をする

 

棒が動き出す

 

集中・・・・

 

スイッチを押す!

 

検査官B「はーいOK、次いきまーす」

 

大丈夫だった・・

 

あと2回・・

 

たのむ眼球よ。。

 

棒が3本並ぶ瞬間をうまく捉えることができた

 

そして私は深視力を通過できた

 

あ、あぶね・・

 

ほっとし深視力エリアから解放!

 

あとは免許証ができるまで待合室でのんびり待つ

 

私の前に深視力をした人の姿は見当たらなかった・・

 

まとめ

 

深視力はコツもいるがそもそも大型トラックには必要な適性検査

 

小手先のテクを使わずしっかり見える位置で止めパスしたいものです

 

しかし練習が必要なのも確かで

 

教習所の待ち時間で深視力装置を借りて練習するのも良いでしょう

 

苦手な場合、深視力に慣れておくことは必須だと思います

 

決して私のように別室に連れて行かれないように

 

 

焦る気持ちが全てを鈍らせます。。